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I miss you

「本当に、君は物好きだな」
何度、同じ台詞を聞いたろう。
いつの間にか、それはお前の口癖のようになってたよな。
お前を助けた時も。
同居を持ちかけた時も。

「本当に、君は物好きだな」
あれは、不器用なお前の、「嬉しい」って表現だったんだよな。
俺は勝手にそう解釈してるよ。間違っちゃいないだろ?
お前も、俺がそう解釈していることを、知っていたと思うよ。
だって、お前の誕生日に、部屋中を花と風船で埋めた時にも、そう言ったしな。
お前が祭を見たことがないって言うから、雰囲気だけでも出そうと思って、町中走り回って集めたんだぜ。

「本当に、君は物好きだな」
そうさ、俺は物好きなんだ。
だから、お前を好きになったんだよ。素直に『嬉しい』も言えないようなお前にさ。
ガンナーの仕事を続けているお前を止めなかったのも、それが、お前のたった一つの信念だと知っていたからだよ。
ギルドとお前の間で、どんな話し合いや、取り決めがあったのか。
そんなことには興味はなかった。
お前と一緒にいられれば、それだけでよかったんだ。

「本当に、君は物好きだな」
だから──
ある日突然、お前が帰ってこなくなっても、俺は待っていられるんだよ。
お前の仕事仲間がやってきて、何かたわごとをほざいた時にも、一発殴って追い返した。
危険な任務──絶望的──遺体の確認は──
そんなことは、聞きたくなかったから。

日が暮れてきた。
今日もお前は帰ってこないのかい?
仕事熱心もいいけれど、少しは体のことを考えろよな。
お前が帰ってきたら、少し長い旅行にでも行こうか。
どこか、祭をやっている村を探そう。
お前に、本物の祭を見せてやるよ。
なあ、早く帰ってこいよ──
待って、いるよ。

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